新年早々新しいことを始めるのはあまりよくないと思った
あけましておめでとうございます。このブログを今年も(というかほぼ今年から)よろしくお願いいたします。
お正月、外を歩いていたらジョギングをしているおじさんを結構見かけた。「新年だし気持ちも新たに新しいこと、ジョギングに挑戦しよう」というひとが多いからではないかと考えている。ただ私は、(私がみたおそらくサラリーマンの方々は特に)元旦から新しいことをはじめることはあまりよくないと思った。
なぜならば、新年早々は基本的に休日であり、新しい習慣を休日の時間枠の中で計画し、始めてしまう傾向があると考えるからだ(新年は忙しいよ!というかたも結構いそうだが・・・)。
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たしかに、新年は新しいことを始めるのに、気分的にもカレンダー的にも(←重要!)最高の時期かもしれない。
しかし、それでも新年(や休日)を新習慣の開始日にするのはよくないと思う。私もよくやる失敗なんだが、何か新しいことを始めようとするとき、仕事のない休日にしっかり考え、しっかり計画をして、さあやるぞ!となる。最初はやる気があるので時間のある休日に新習慣を始めると割とはかどってしまい、「おお!結構いけるじゃん!」と感じて(勘違いして)しまう。しかし、平日になって仕事から帰ってきて(もしくは仕事のある日の朝に)その新習慣を継続できるかというとこれがなかなか難しい。そして「あーなんかうまくいかない!もうやだ!」となって、習慣化する前に放棄してしまう、三日坊主である。
この流れを防止するには、新習慣の計画や実行(の最初の一歩)を平日など仕事のある日にやるのがいい。そうすれば、「あー、仕事帰りだと今日みたく時間ないし、このくらいの時間かなー」といった見積もりの仕方をするだろう。少しの時間でも仕事がある中で続けていくことで達成感も得られる。
というわけで、ジョギングとかの新習慣をあまり張り切りすぎて新年から颯爽とはじめないほうがよいのではないかと思うのです。始めるにしてもあまり無理せず、すこしずつやっていくのがいいと思うのです。
・・・とここまで下書きしていたら、私が私淑する電脳クラゲさん(id:dennou_kurage)が効果が出やすい新年の目標の立て方という記事で似たようなことをわたしのチラ裏よりはるかにすばらしく書かれていた。電脳クラゲさんは「バッファを設けるべき」といっている。禿同だ。
気分が高揚し、かつ休日である新年に新習慣の計画を立てるなら、「バッファを設けよう」と意識しつつ、仕事なりなんなりが始まった後、目標を再確認・再設定することも必要かなと思う。