19×19 ―くだらん、しかし覚えてしまう―
こういう本を読んだ。
19×19 トクトク―日本人のアタマをもっとよくする2桁かけ算
- 作者: よこいやすし,COO
- 出版社/メーカー: ワイプラス
- 発売日: 2005/11
- メディア: 単行本
- 購入: 10人 クリック: 67回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
11×11~19×19をゴロ合わせ(?)で楽しく覚えてしまおうという本だ。薄くて(100ページ弱)、文章はほとんどない(イラストばかり)。あー、マジくだらねーわー、といいつつ、ちゃっかり覚えてしまった。
11~19の9つの数字それぞれをキャラクタ-化し、そのキャラクターの特徴設定に沿った語呂とイラストが描かれている。たとえば、16には「ドム」というくすぐりに弱いキャラ(テントウムシみたい)を割り当て、18には「ドヤ」というやんちゃくんを割り当てている。そして16×18は
16 × 18 = 288
ドム ドヤ ニャハハ
と言う語呂が、ドムがドヤにくすぐられているイラストともに紹介されている。
この語呂あわせはまだましな方で、なかには13に「トミ」という資産家を、15に「トコ」という女の子をあて、
13 × 15 = 195
トミ トコ ドキンコ
などという、無理矢理にもほどがある語呂合わせもある。
正直語呂合わせに関してはくだらないなぁ(笑)と思う*1。読みながら、「あーくだらねー。なにがドキンコだよまじないわー」などとぶつぶつ言いながら。30分くらいで全部読んだ。
頭に入った。
いや、頭に入ったは言い過ぎかもしれないが、11×11~19×19までが「なんとなく頭の片隅にある感じ」には間違いなく到達した。その後、15分で1周×3周くらいしたら、ほんとに頭に入って、すらすらいえるようになった。
語呂合わせ恐ろしい*2。
暇なときにぱらぱらめくる程度の軽い気持ちで、19×19を覚えられちゃうのはいいと思った。ただ、19×19といっても2桁×2桁の計算のみで、たとえば16×7などの2桁×1桁計算は載っていないのが残念。まあそこまで語呂合わせで覚えようとすると、それはきつくなってきそうだが。