ゆる部屋

好きなことしながらゆるりと生活していくこと(=ゆるりすと)を目指します。

19×19 ―くだらん、しかし覚えてしまう―

こういう本を読んだ。


19×19 トクトク―日本人のアタマをもっとよくする2桁かけ算

19×19 トクトク―日本人のアタマをもっとよくする2桁かけ算

11×11~19×19をゴロ合わせ(?)で楽しく覚えてしまおうという本だ。薄くて(100ページ弱)、文章はほとんどない(イラストばかり)。あー、マジくだらねーわー、といいつつ、ちゃっかり覚えてしまった。


11~19の9つの数字それぞれをキャラクタ-化し、そのキャラクターの特徴設定に沿った語呂とイラストが描かれている。たとえば、16には「ドム」というくすぐりに弱いキャラ(テントウムシみたい)を割り当て、18には「ドヤ」というやんちゃくんを割り当てている。そして16×18は

16 × 18  =  288
ドム   ドヤ    ニャハハ

と言う語呂が、ドムがドヤにくすぐられているイラストともに紹介されている。
この語呂あわせはまだましな方で、なかには13に「トミ」という資産家を、15に「トコ」という女の子をあて、

13 × 15  =  195
トミ   トコ    ドキンコ

などという、無理矢理にもほどがある語呂合わせもある。

正直語呂合わせに関してはくだらないなぁ(笑)と思う*1。読みながら、「あーくだらねー。なにがドキンコだよまじないわー」などとぶつぶつ言いながら。30分くらいで全部読んだ。



頭に入った。


いや、頭に入ったは言い過ぎかもしれないが、11×11~19×19までが「なんとなく頭の片隅にある感じ」には間違いなく到達した。その後、15分で1周×3周くらいしたら、ほんとに頭に入って、すらすらいえるようになった。


語呂合わせ恐ろしい*2


暇なときにぱらぱらめくる程度の軽い気持ちで、19×19を覚えられちゃうのはいいと思った。ただ、19×19といっても2桁×2桁の計算のみで、たとえば16×7などの2桁×1桁計算は載っていないのが残念。まあそこまで語呂合わせで覚えようとすると、それはきつくなってきそうだが。

*1:(笑)がポイント

*2:私は昔から語呂合わせによる暗記はあまり好きでなく、また自分にはなじまないと思っていた(今も思っている)。今回は語呂合わせでかけ算の答えを暗記できてしまったわけだが、大学受験の時などは、英単語・古文単語・世界史年号等、語呂合わせではどうしても覚えられなかった。